iPadを持っているので、スマホを卒業し、iPhone5sから「シンプルケータイ」に機種変更。
京セラの「KY−01L」です。
4Gが使えて簡単なネット検索が可能な電子ペーパータイプで、めちゃくちゃ使い勝手が良いです。
2019年7月16日現在は、ドコモのみの取扱いとなっています。
(追記)2020年6月20日現在もドコモのみの取扱いは変わりません。
KY−01を契約し、半年が経過しました。
今回のレビューでは、スマホからシンプルケータイに機種変してどんなふうに生活が変わったのかについてお話ししようと思います。
機種変変更後、半年が経過してみた所感ということですね。
操作性や機能性の観点ではありませんので、ご了承ください。
ちなみに、私は一時保育を利用せず育児をしている2歳児のママです。
そこのところも含めてご覧ください。
また、自分の息子と同世代のお子さんをもつママさんの様子と比べてみると、「なんとなく得してるな〜」と感じることもあります。
ということで、周囲と相対的にみて得してる気がしていることも取り上げたいと思います。
<検証①>iPhone時代に使っていたアプリ
「2019年にiPhone5sかい」って感じなんですが。
元々、使うアプリを制限していたこともあって、それほど使っていませんでした。
インストールされているアプリのうち、稼働しているアプリは次の7種類、数でいえば14個。
「そもそも、この14個のアプリをどれくらい使っているんだろう?」と気になったので、検証してみることにしました。
〈アプリ別の使用頻度〉使用頻度の高い順に並べ、使用手段を記載してます。
クラウドアプリ
作業中は頻繁に使用
仕事の書類やブログ用の写真はここに格納、作業中は何度も行き来
カメラ、フォトアルバム
カメラ:1日5回前後、
フォトアルバム:月に1〜2回(編集で使用)
息子の写真を撮影、定期的に整理
メモアプリ
1日3〜4回
仕事やブログのネタ集め
Word、Excel
1日1〜2回
お仕事受注時の書類閲覧用
Safari
SNSアカウント:1日1回
検索:1日3〜4回
LINE
1日3〜4人と
Gmail
1日1〜2回
仕事用、プライベート用など複数のアカウントあり
You Tube
就寝前に1回
1日で1番長時間かも
ダイレクト銀行のアプリ3個
月に3回くらい
固定費の振込用
<検証①−1>用途別に使用頻度を書き出してみた
アプリを1日に何回開いていたのかがある程度把握できたので、今度は用途別にまとめてみました。
<使用用途別>
メッセージやメールの送受信:通算で1日4〜6回
写真撮影:1日5回前後
クラウドアプリ:作業中は頻繁に
検索用:1日3〜4回
書類の閲覧:1日1〜2回
SNS:1日1回
動画視聴:1日1回
<日中に使用している回数>上記、赤字部分
1日12〜15回
SNSは一通りアカウントも持っていましたが、自分から発信することはほとんどなかったです。
SNSごとにアプリを持っていると便利な反面、電池消費を促すのが嫌でした。
なので、Safari経由で閲覧していました(ログイン画面をブックマークすればラク)。
<検証①−3>自問自答「そんなにスマホを開く必要ある?」
上記の赤字部分は、日中に使用する回数の概算です。
1日にトータル11〜14回もスマホチェックしていたことが発覚しました(iPhone5sを使っていた2019年1月までの数ヶ月間から計算)。
iPhoneが多機能すぎることが確信に変わりました。
ふと立ち止まって自問自答しました。
「そんなにスマホを開く必要あるの?」と。
そして辿り着いたのがこの3つでした。
大事な用事は電話、そうでないことはSMSで十分
調べ物は息子が寝静まった頃にPCでする
カメラは家族で出かける時だけ、撮影は夫がいるときに任せる
「それならスマホじゃなくていっか。」
何事も余るのが嫌い、使い切りたい気質の私は、さっそく機種変更を考え始めました。
<比較①>意外と多いシンプルケータイ
シンプルケータイ、結構いろんな機種が発売されているんですよ。
日本の中小企業が開発したものや、海外製の機種が参入していたりもします。
こういうの見てるとハマってしまいませんか?
私だけかなぁ?ワクワクして、ずっとAmazonと睨めっこしていました。
当初は3G対応のプリペイド式ケータイやガラケーも候補にしていましたが、やめました。
正直なところ、そろそろサービス終っちゃうかな…というのは言われていたし、5Gが出てきて本当にそろそろかもな〜と思っていました。
そしたら、どこのキャリアも3G対応のスマホやガラケーの取り扱いをやめるようだったので、
4Gが使えることは最低限の条件だと考えるようになってからは「4Gケータイ」と呼ばれるシンプルケータイを探すようになりました。
スマホの圧倒的なシェア率のおかげで、シンプルケータイなんて「どうせ数えるくらいの機種しかないだろう」と思っていましたが、4Gケータイなんて、日本に私が迷っていた4Gケータイはこんなにたくさんありました!
価格や機能性の選択肢を広げるという意味では、SIMフリーであることも購入のポイントになるはずです。
<シンプルケータイ>SIMフリー(通信会社の縛りなし)
NichePhone-S(Future Model)/52g/50mm×9.5mm×90mm/バッテリー 1000mAh/連続通話 約3時間/連続待受 約110時間/SMS・Bluetooth・Wi-Fiテザリング・ボイスレコーダー/2色
【公式発売】NichePhone-S 4G カードサイズ SIMフリー ドコモ/ソフトバンクSIM対応 携帯電話 ニッチフォン-S 4G Android 6.0搭載 4G Wi-Fi テザリング Bluetooth 4.0BLE ボイスレコーダー 音楽再生 アラーム SMS対応(ブラック)
出版社/メーカー: FutureModel
メディア:
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light phone2()/推定80g/91mm×55mm×6.5mm/バッテリー 500mAh/連続通話 数時間/連続待受 約110時間/SMS・Bluetooth・Wi-Fiテザリング・ボイスレコーダー/2色
<シンプルケータイ>通信会社と提携
KY−01L(京セラ)///SMS・Bluetooth・
(Soft Bank)////
もともと小さくてシンプル×多機能なものが好きなので、こういうの調べるのもワクワクでした。
通信会社を乗り換えることも想定に入れ、月額料を安く抑えられる機種を探すだけで、気がつけば2ヶ月経っていました。
2019年5月になってた…あ、そろそろ料金プランが変わる頃だ!
とおもい、2019年
スマホからシンプルケータイへの機種変には、「月額料金を今より安く」というサブテーマがありました。
<購入>ドコモショップへ
キッズスペースのあるショップを選んだものの、店内を歩き回るわはスマホを持っていない宣言をして、子供が寝静まってから
私は、同じようにスマホを持っている人の中でもかなり制約して使っていた方だと思います。
だけど、
<次なる検証>そしてKY−01Lへ!
iPhoneの使い方を振り返って、はっきりと分かったことがありました。
自分は元々、ちょっと不便な環境に身を置き、足りないものを工夫して手に入れる環境の方が落ち着く性格のようです。
たぶんミニマリストの方々に似た思考性があるんだと思います。
こうした特性が浮き彫りになったので、具体的にシンプルケータイへの機種変更に乗り出しました。
容量かさむ系アプリやデータ通信ありきのアプリってあるじゃないですか。
おっきな表計算のソフトやゲーム、位置情報を逐一確認するアプリなど…。
挙げたらキリがないくらいです。
ああいうのを使っていると、電池が半日しか持たなかったりするんですよね。
ケータイにはいざというときの便利さを求めているはずなのに、いざという時に電池がなくて使えないなんて、本末転倒だと思いました。
元々、充実し過ぎていると引き算したくなっちゃう性格なんで、引くことを考える時間すらもやめようというのが、シンプルケータイに機種変した経緯です。
クラウド上でデータを管理できるアプリしか興味ありませんでした。
というか、自分でクラウドデータ量を拡張するとなると課金問題が発生するため、Apple音楽も聴かなければ
そういえば、何かにつけてネットサーフィンをしていました。
出産を終えて自分の時間を確保しにくい毎日がやってきましたが、今までの私は緊急性や重要性などの優先順位を全く気にせず、シャワーのように情報を浴びていたんだなぁ…ということを実感しました。
iPhoneをシンプルケータイに変えて本当に良かったことは、
息子との遊びに全力でいられる
1、時間の使い方が明確になった(産後〜小さいお子さんをお持ちの主婦・主夫さん見て!)
私は、常に「節度ある時間の使い方とはどんな行動なのか」を念頭に置いています。
息子といる時はとくに気をつけています。
時間の使い方に対する節度のなさがそのまま習慣になると、大人のそうした習慣の残り時間や余暇時間で育児や躾を行うことになります。
結局、スマホでできることが意識的に高まり、育児がやっつけ仕事になってしまうと考えています。
そうなると本末転倒じゃないですか?
だから、私はスマホからシンプルケータイに機種変してみたんです。
おかげで日中の時間にケータイを触ることはがほとんど無くなりました。
考えてみてください。
たとえば、スキマ時間を活用して何をしているでしょうか。
これについては誰かといるときを想像してみてください。
私は誰かと一緒にいるときにスマホをチラチラ見たくないし、メッセージがきたかもしれないとソワソワしたくないです。
自分と一緒にいる相手にしてほしくないことでもあります。
「今の時代、お互い様じゃない」という人もいると思います。
しかしそういう人に限って、子供そっちのけでスマホにかじりついているんですよ…。
よく、地域の支援施設やスーパーのフードコートに行くと見られる光景です。
辛口ですが、視線はスマホ、子供に届くはずの声もスマホに向いているというのは、私は習慣にしませんし、スマホを使わせるなら時間を決めてさせます。
家庭のルールに節度があればできる話ではないでしょうか。
24時間以内に返信しますと言ってことが済むやり取りに厳選する
とはいえ、私だって本当は、日中にメールしなければならない時があります。
クラウドソーシングでサイトの構成や記事執筆などを請け負っているため、日中はクライアント様とのやり取りも発生します。
発注書だけでは分からないニュアンスの齟齬がないよう、構成を練る前にまずは すり合わせを入念に行いたいんです。
連絡手段は、リモートというよりクライアント様とメッセージで発注書を読み込み、要所要所で明確な情報を下調べしたりと、
ただ、それもやはり
自分独りの時間=と明確になり、
動画視聴やネットサーフィンはみんなが寝静まってからしかしません。
LINEやSNSのメッセージ機能で繋がっていた人には、一言断りを入れ、用事があったらSMSか電話で連絡してもらうようにお願いしました。
そしたら、まっっったくかかってこなくなりました(笑える!)
めっっっちゃ楽ですよ〜!みんなもやればいいのにと思います☺︎
肩こりから解放された!
完璧主義が少しだけマシになった(知人曰く)
持ち運ぶ必要性を感じなかったので、iPhoneとiPadでは、便利で暇を楽しめる物であることは十分理解しています。
でも、私の毎日を「緊急性」と「重要性」をキーワードに振り返ってみると、「あ、やっぱりiPhoneは要らないわ」と思ったのです。
なぜなら、とっさのときに必要となるのは電話だからです。
たとえば道を歩いているときに、後ろからきたバイクに鞄をひったくられたとします。
怪我がなければ、お巡りさんに電話するでしょう。
問題は「バイクのナンバーや特徴をどのように記録しておくか」です。
私は断然メモ派なんです。
(補足)カメラの方が状況が伝わりやすいのですが、被写体を追いかけることに集中しすぎて犯人の特徴を覚えていなかった、みたいなことにはなりたくないので、私はメモの方が使いやすいです。
しかしこういう時に私はアナログなので、iPhoneのメモ機能でフリックを使いこなしながら同時に電話をかけるケータイを肩で挟みながら紙のメモとペンを用意しているんだと思うんです。
iPhoneで電話しながらカメラ機能やそして、iPadを持っているから
重複した機能は必要ないと感じました。
「それなら、メモとペンを持ち歩けばいいやん」となった。
であれば、ガラケーですらメモ機能はあったんだから、間口を広げてガラケーとそのほかシンプルケータイから選ぶことだってできると感じた。
ちなみに、私のアイフォン(5s・・・)にインストールしていたのは、およそ20個のアプリ。
定期的に断捨離はしていたが、こんなにたくさんあって実際にどんな使い方をしているのか振り返ってみた。
使う頻度が高く、使用時間も長い
ブラウザ2つ
頻度が高い
カメラ、アルバム
使用時間が長い
ライティング作業用アプリ3つ、ドライブ2つ
普段は使わないが、緊急の時にあってほしい
銀行のダイレクト3つ
メッセージがきたら開けるもの
SNS3つ、フリマアプリ
全く使わないが、アンインストールできないもの
4つ
1・2・3・5は、日中にリアルタイムで使うのを止めることに決めた。
時間を決めて使うことにした。
主にSNSで頻繁にやりとりしていた友人や家族には、これからはSMSでのやりとりをお願いした。
フリマアプリでは、プロフィールに「24時間以内には返信します」と追記した。
ケータイを変えてみて実際のところ
めっちゃ楽。
見て、こんなにちっちゃい。
ポケットティッシュの半分。
京セラのKY−01Lは、電子ペーパー仕様である。
Kindleみたいな操作心地だ。
なので、スマホとは全く別次元のものとして頭を切り替えて使えば、対して苦ではない。
おそらく、初めに戸惑うのは文字を入力する時だろう。
動作が少し遅いので、単語だけもしくは短文の方が向いている。
電話しかかかってこなくなった
私にとっては、メリットでしかない。
SNSつながりの知人に、「SNSやめます」宣言して買い換えているため、後ろ髪も惹かれない。
常に必要な事柄だけを電話かSMSでやりとりする。
毎日数回、全てのSNSを開いて、知人のページをスクロールする必要性がなくなった。
【さすが4G】緊急の災害お知らせメールはちゃんと届く
ここが4G対応にした良さかなと思う。
ミュートにしていても災害緊急メールが届いた時はちゃんと音が鳴る。
スマホのように、けたたまし過ぎるアラーム音ではなく、いつもの着信音に似た音が鳴った。
それでも、しっかり気が付くことができた。
まとめ
納得できずに無理に買い替えたら後悔する。
私には内職用のiPadがあるから、ケータイと機能を分けようとしただけだ。
だから、無理に買い換えることはオススメしない。
ただ、スマホを使うと出てくるのが「容量すぐいっぱいになる」問題ではないだろうか。
私は本心で「データ容量を拡張したくなかった」と思っていた。
アイフォンをバージョンアップする必要性を全く感じておらず、また容量拡張のための追加料金を支払うつもりもなかったのだ。
しかし、アプリの性能がスマホの新バージョンに対応するように更新されていく中で、アイフォン5s(!?)はNeo★ガラケー化していく。
また、データ容量も然り。
今の時代で5sをストレスなく使うんだったら、アプリは5個くらいに制限するのが適当なんだと感じた(個人論)。
こんなふうにデータ容量の拡張ばっかしているようでは、まるで応酬話法のようだ。
なら、ケータイをシンプルなものに替えよう、iPadあるんだし。
これが、シンプルケータイKY-01にした経緯である。
夫はアイフォンのヘビーユーザー。でもデータ容量は追加せず
対照的に、夫はアイフォン1台のみを所有している。
野球関連の情報取得のためSNS・ニュース、RPG系ゲーム数種、カメラなどでフルに使用し、データ容量的にはパンパンのスマホを、自宅では片時も離さない。
だが最近、夫はアプリを使わずにブラウザを通してログイン・閲覧できるものに関しては、アプリをアンインストールして容量を節約しているようだ。
また、一部SNSアプリでは、過去のメッセージ・画像・動画が保存される。
そのため、アイフォンであればアプリごとにiCloudへ格納されたデータを、削除もしくは別クラウドに移行するなどしていかないと、すぐにパンパンになってしまう。
夫はSNSアプリを4つほど持っているため、色々と工夫しているようだ。
しかし、月々の生活費に計上されていないことから見ても、容量内に収めるようにしているのだろう。
こんな風にして、私たちは通信費を基本料金と最低限のオプション料金だけでまかなえている。
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